罪と罰 そして、赦し。
2008年 06月 22日
ずっと気になっていた映画『手紙』を観る。
あらすじ:東野圭吾のロングセラー小説を映画化した社会派人間ドラマ。殺人という大罪を犯した兄のせいで、人生を狂わされる弟の受難の日々を追う。『電車男』の山田孝之が不運な弟にふんし繊細な演技をみせる。坊主頭で服役囚の兄役に挑んだ『逆境ナイン』玉山鉄二や、健気なヒロイン役の『シュガー&スパイス 風味絶佳』の沢尻エリカらの演技も素晴らしい。重いテーマでありながらも、随所に笑いを盛り込んだ見事な演出が光る。
テーマがテーマなだけに、何となく手を伸ばせなかった映画。
だけど観てよかった!
映画館で観ていたら、間違いなく拍手していたと思う。
扱いにくい重いテーマを丁寧に描いていたし、何と言ってもキャストが良かった。
台詞のひとつひとつも胸に響いてくるものばかり。
キャスト、主役を演じた山田孝之も本当に良かったけれど、兄役の玉山鉄二が弟へ書いた手紙を朗読するシーンは、弟を思う優しさがじんわりとにじみ出る感じで良かったです。
そしてラストで、弟の漫才を見ながら拝む姿には号泣モノでした・・。
それから沢尻エリカの演技も予想に反してとても良かった。正直あんまり好きなタイプの女優さんじゃなかったんだけど・・この映画で印象が変わりました。
これから本格的に復帰した後が楽しみな女優さん。
自分には遠い話、と他人事のように思っていた今回のテーマ。
加害者と加害者の家族、そして被害者と遺族。
日々起こっている事件の背景には、さまざまな立場の人達が苦しんで生きているんだ、という事を改めて思い知らされました。
罪や罰や赦し、それらを深く考えさせられた映画。
素晴らしかったです!
ひとつだけ辛口を言わせてもらっちゃうと・・エンディング間近でかかる曲は演出過剰かなーなんて思いました。曲そのものは好きなんですけどね~。
*ホントに偶然なんだけど、『手紙』を観る前に『ゆれる』を観ていました。
『ゆれる』、久しぶりに観たけど何度観ても非常に衝撃的で、見応えのある作品。
それにしても兄弟モノってやっぱり弱いなー、という事も本日判明したのでした(笑)。
テーマがテーマなだけに、何となく手を伸ばせなかった映画。
だけど観てよかった!
映画館で観ていたら、間違いなく拍手していたと思う。
扱いにくい重いテーマを丁寧に描いていたし、何と言ってもキャストが良かった。
台詞のひとつひとつも胸に響いてくるものばかり。
キャスト、主役を演じた山田孝之も本当に良かったけれど、兄役の玉山鉄二が弟へ書いた手紙を朗読するシーンは、弟を思う優しさがじんわりとにじみ出る感じで良かったです。
そしてラストで、弟の漫才を見ながら拝む姿には号泣モノでした・・。
それから沢尻エリカの演技も予想に反してとても良かった。正直あんまり好きなタイプの女優さんじゃなかったんだけど・・この映画で印象が変わりました。
これから本格的に復帰した後が楽しみな女優さん。
自分には遠い話、と他人事のように思っていた今回のテーマ。
加害者と加害者の家族、そして被害者と遺族。
日々起こっている事件の背景には、さまざまな立場の人達が苦しんで生きているんだ、という事を改めて思い知らされました。
罪や罰や赦し、それらを深く考えさせられた映画。
素晴らしかったです!
ひとつだけ辛口を言わせてもらっちゃうと・・エンディング間近でかかる曲は演出過剰かなーなんて思いました。曲そのものは好きなんですけどね~。
*ホントに偶然なんだけど、『手紙』を観る前に『ゆれる』を観ていました。
『ゆれる』、久しぶりに観たけど何度観ても非常に衝撃的で、見応えのある作品。
それにしても兄弟モノってやっぱり弱いなー、という事も本日判明したのでした(笑)。
by johanoa | 2008-06-22 21:24 | DVD鑑賞