ジョン・ウー版、「三国志」。
2008年 10月 07日
『レッドクリフ』の試写会へ。
ジョン・ウーが100億円を投じて製作したという歴史アクション大作。
西暦208年、中国三国時代。天下統一という野望に燃える曹操(チャン・フォンイー)は80万もの兵力を率い、怒涛のごとく敵国を攻めていた。そして、誰もが彼らの勢力に圧倒されていた。そんな中、劉備軍の若き天才軍師・諸葛孔明(金城武)と、孫権軍の知将・周瑜(トニー・レオン)の2人の男が立ち上がった。そして2人は、6万という兵力を振りかざし、その巨大な勢力へと立ち向かうため、連合軍を結成する。兵力では劣っているが、2人は奇策と知略をめぐらし、戦いへと挑むのであった。だが、曹操の野望の裏には、一人の女性に秘められた目的があった――。曹操率いる魏の大軍と、蜀と呉の連合軍が戦った「赤壁の戦い」を描いたアクション超大作。
間違いなく今年イチバンの超大作なのでは!と思った。
予想以上の質の良さとダイナミックな映像、そしてジョン・ウーならではの大胆さ。
映画を観ながらこんなにも胸が躍ったのは久しぶりだったかも。
監督のジョン・ウーといえば、やっぱり映像のかっこよさ。
『男たちの挽歌』『フェイス/オフ』といった実に男臭い(良い意味で)作品が多く、今回もまさに男臭い、惚れ惚れする作品に仕上がっています。
本作、キャスティングが絶妙です。
周瑜(しゅうゆ)
知と徳で人心を束ね、奇跡を起こした孫権軍の名将。妻の小喬(しょうきょう)は絶世の美女として知られている。
周瑜の妻、小喬。 戦いを指揮する夫(周瑜)を支えようとするけなげな妻という顔の裏に、戦乱の世を生き抜く強さが垣間見える女性。
小喬を演じたのは、リン・チーリン。
台湾出身のモデルで、本作が映画初出演となるようです。
圧倒的な美しさに惚れ込んだジョン・ウー監督がオファーしたそう。(さすが目の付け所が違う・・!)
孔明(こうめい)
人も風も動かす、先見の視点で導く劉備軍の天才軍師。
その類まれなる知略と軍略は後々伝説となり、「死せる孔明、生ける仲達(ちゅうたつ)を走らす」という諺が生まれたほど。
そして、劉備軍が誇る3人の猛将。
関羽(かんう)
圧倒的な武勇と信義を持ち合わせた劉備軍の名将。
立派な顎鬚を持っていたそうです。
張飛(ちょうひ)
関羽と共に、1人で1万の敵に相当すると云われた劉備軍の豪傑。
趙雲(ちょううん)
劉備に仕える勇猛な将軍。
長坂の戦いでは劉備の子を救うため敵地にひとりで乗り込んでいる。
この3人が見事に戦国の武将を体現していて、戦での暴れっぷりは見ていて気持ちがいいくらい。
周瑜を演じたトニー・レオンは相変わらずの奥深い演技やアクションでは意外なキレの良さを見せてくれていたし、孔明を演じた金城武ものんびりとしながらも優しさと知性を感じさせる演技が素晴らしかった。
ちなみに『レッドクリフ』は2部作という構成。(本作はPart1)
映画はまさに戦いのメインとなる「赤壁の戦い」が始まるところで終わっているので、Part2(2009年4月公開)が本当に楽しみであります。
西暦208年、中国三国時代。天下統一という野望に燃える曹操(チャン・フォンイー)は80万もの兵力を率い、怒涛のごとく敵国を攻めていた。そして、誰もが彼らの勢力に圧倒されていた。そんな中、劉備軍の若き天才軍師・諸葛孔明(金城武)と、孫権軍の知将・周瑜(トニー・レオン)の2人の男が立ち上がった。そして2人は、6万という兵力を振りかざし、その巨大な勢力へと立ち向かうため、連合軍を結成する。兵力では劣っているが、2人は奇策と知略をめぐらし、戦いへと挑むのであった。だが、曹操の野望の裏には、一人の女性に秘められた目的があった――。曹操率いる魏の大軍と、蜀と呉の連合軍が戦った「赤壁の戦い」を描いたアクション超大作。
間違いなく今年イチバンの超大作なのでは!と思った。
予想以上の質の良さとダイナミックな映像、そしてジョン・ウーならではの大胆さ。
映画を観ながらこんなにも胸が躍ったのは久しぶりだったかも。
監督のジョン・ウーといえば、やっぱり映像のかっこよさ。
『男たちの挽歌』『フェイス/オフ』といった実に男臭い(良い意味で)作品が多く、今回もまさに男臭い、惚れ惚れする作品に仕上がっています。
本作、キャスティングが絶妙です。
知と徳で人心を束ね、奇跡を起こした孫権軍の名将。妻の小喬(しょうきょう)は絶世の美女として知られている。
周瑜の妻、小喬。
小喬を演じたのは、リン・チーリン。
台湾出身のモデルで、本作が映画初出演となるようです。
圧倒的な美しさに惚れ込んだジョン・ウー監督がオファーしたそう。(さすが目の付け所が違う・・!)
人も風も動かす、先見の視点で導く劉備軍の天才軍師。
その類まれなる知略と軍略は後々伝説となり、「死せる孔明、生ける仲達(ちゅうたつ)を走らす」という諺が生まれたほど。
そして、劉備軍が誇る3人の猛将。
圧倒的な武勇と信義を持ち合わせた劉備軍の名将。
立派な顎鬚を持っていたそうです。
関羽と共に、1人で1万の敵に相当すると云われた劉備軍の豪傑。
劉備に仕える勇猛な将軍。
長坂の戦いでは劉備の子を救うため敵地にひとりで乗り込んでいる。
この3人が見事に戦国の武将を体現していて、戦での暴れっぷりは見ていて気持ちがいいくらい。
周瑜を演じたトニー・レオンは相変わらずの奥深い演技やアクションでは意外なキレの良さを見せてくれていたし、孔明を演じた金城武ものんびりとしながらも優しさと知性を感じさせる演技が素晴らしかった。
ちなみに『レッドクリフ』は2部作という構成。(本作はPart1)
映画はまさに戦いのメインとなる「赤壁の戦い」が始まるところで終わっているので、Part2(2009年4月公開)が本当に楽しみであります。
by johanoa | 2008-10-07 22:59 | 映画